インタビュー

教師インタビュー

【教師インタビュー】大切にしていること

「岡本教育センターにおいて大切にしていること」についてお伺いします。

佐藤先生(初代塾長、現顧問)

設立者として塾教師を勤めて40年目になりますが、私は一貫して「子供たちの将来に夢と希望を与える」ことを念頭に置いてやっています。成績を上げるのはある程度当たり前なので、ただそれだけではなく面談をして生徒の進路や部活などの悩みを学校の先生とは違った立場から聞き、信頼関係をきちっと構築するような塾であることを目指しています。

また、保護者の方に対しても面談し、子育て、生活習慣などの悩みも聞いて安心していただいています。モットーとしているのはFACE to FACE常に生徒と一対一で個人としてふれあい、時には厳しく、時には一緒に遊んだりと普段教室だけでは見ることが出来ないような生徒の一面とも向き合っていく事を大切にしています。

 

阿部先生(二代目塾長)

佐藤先生ありがとうございます。そうですね、岡本教育センターは受験なら受験だけ、という一過性の勉強だけを扱うような塾ではありません。小学生から通い始めた生徒が中学生、高校生になっても通ってくれる塾だというところに私も大きな意味を見出しています。

例えば、小学校の場合、生徒たちと卒業してからも関わり合うということは難しいため、中学校の先生はその子が小学生だった時の様子を申し送りの文章のみで汲み取り、直接会ったことが無い生徒を教えなければならないです。高校の先生においても同じで、生徒に合わせた指導をしてみようと思ったところで、高校に入る以前の事がわかっていないので合わせることはなかなか難しくなってしまいます。しかしここでは前出の通り、入塾した生徒が小中高と毎週通ってくれるため6年3年3年と期間で区切られた学校や進学のためだけの塾ではできない一貫した教育が可能です。お盆やお正月にしか来ない親戚のおじさんよりもたくさん顔を合わせるため卒塾していく頃には一人の子供を育て上げたような気持ちになるくらいですね。(笑)

私は、勉強だけでなく一貫して人を育てることができる「教育者としての喜び」と将来への夢や希望に向かう上で礎となる「大切な学歴の形成に携わらせていただける感謝の念」、そしてなによりも、お子様の大事な期間に預けていただける「保護者の方の期待に応える事」を大切にしています。

 

南先生(教室長)

私はお二人と比べてまだまだ日は浅く8年目なのですが、二人を規範にしながらここまでやってきて、感じている事、大切にしている事をお話します。今、岡本教育センターとして大切にしなければならないと思って日々心がけていることは、生徒の発言、発話に真剣に耳を傾け、表面の言葉を取るだけでなく、言葉の裏側にある生徒たちの本当の要求、やりたいこと、悩みを救い出してあげる事そしてそれを本人たちに伝えて、自覚させてあげる事です。どうしても生徒たちは子供なので短期的に、短絡的に物事を考えてしまいがちなのですが、生徒たちと長く関わっていけるという先ほど塾長もおっしゃっていた岡本教育センターの強みを活かし、長期的な視点から考えた上で指導を行っていくことを大切にしています。

そのための私なりの工夫としては、「悩みの根本的な概念を打ち破る発言を適切に行う事」です。普段触れ合う大人たちの意見だけに塗り固められる事なく、自ら考えるきっかけや、固定概念にとらわれないようなきっかけになるように投げかけています。「そうじゃないでしょう」とか生徒たちにわざと考えさせるような発言だったりですね。長く携われるからこそできる人間形成に大切なこととして実践しています。

 

阿部先生

三人アプローチの違いは有りますが、根幹にあるのは生徒一人一人の事を考えて毎日指導していくという事ですね。過去の生徒のお子さんや、そろそろお孫さんまで来ていただけるような信頼と支持を37年間、この塾が得られてきたのはそこに理由があるかもしれませんね。

 

南先生

三人にとってそれが面白いのかもしれないですね。生徒一人一人と向き合ったほうが単純に面白いから、っていうのもある気がします。

 

佐藤先生

二人とも私と同じように「生徒一人一人を」って言ってくれているのは創設者として嬉しいですね。その心を忘れることなく、岡本教育センターがこれからも生徒さんや親御さんにとって役に立つような塾であり続けられるといいね。

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