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【受験論】成績の伸び方

模試や実力テストの成績は、

やるだけ伸びる直線ではない。
最初ジワジワ、後からドーンの曲線だ。

勉強したら、しただけ伸びるのは、「定期テスト」の話。定期テストは、学校の授業理解度を測るためのもの。
だから、1つの問題を解くのに1つの知識があればよい。
これを「1対1型問題」と名付けよう。

一方、模試や実力テストは、高校や大学の入学に必要な学力を測るためのもの。
そして、学力が身についている人と、身についていない人を分けるためのもの。
だから、1つの問題を解くのに、多くの知識を必要とする。
これを「1対多型問題」とする。

だから、受験生は、「勉強しても、なかなか成績上がらない・・・」と嘆く必要はない。
なぜか・・・
それは、「1対多型問題」の仕組みに関係がある。

仮に、1つの問題(例えば大問2番の(1))を解くのに、4つの知識が必要としよう。それらを、知識A、B、C、Dとする。
以前のキミは、
あなたの知識レベル
A〇



で、点数にならなかった。

そして、今のキミは、
あなたの知識レベル
A〇
B〇
C〇

のところまで来ているかもしれないのだ!

でも、4つ全ての知識が揃っていないために、
どちらのケースも0点である。

あと一歩がんばって、Dも◯にすれば、この問題は得点できる。他の問題も、同様のことが言える。

だから、成績は、一気に伸びる。

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